【引寄せの法則】願い続ければ夢は叶う
こんにちは、スピリチュアルヒーラーゆきみ企画です。(^^)/
「引寄せの法則」と言うものをご存じでしょうか?
私はあまり良く知らないのですが、たしか・・・
「願い事は具体的に強くイメージする事で具現化し、引き寄せられる。」
と言うような事だったかと思います。違ったっけ?(笑)
でもその言葉では、ちょっと足りません。正しくは、
「願い続ければ夢は叶う。ただしちょっと時間がかかる。」
この一文を付け加えて「引き寄せの法則」と言うのがあると覚えて置いて下さい。
と言う訳で、私にとっての「引寄せの法則」が叶ったと言うお話をします。
さかのぼる事何十年前、私が中高生の頃。ベイシティローラーズやキッス、クイーン、エアロスミスなどが洋楽界のスターでございました。その頃自分も音楽仲間で組んでバンドなどやっておりました。
私は基本的に「Queen」が大好きで、LPレコードなどをすべて買い集めておりました。中でもクイーンのギタリスト「ブライアン・メイ」の大ファンで、卒業文集の中で「将来の夢は?」と言うテーマの時、「僕はいずれブライアン・メイになる!」と書いていた程です。
何故そんなにクイーンのブライアン・メイが好きだったのかと言うと、背が高くて、足が長かったから。(笑) いや、いや、まぁそれもありますが、やはり「Queen」の音楽性と独特な作風、クラッシック的な音作りに心引かれた訳ですね。
ハードロックのバンドはその時代たくさんいたのですが、「Queen」のようなエレガントな曲と演奏をしているバンドは他にはいなかったのです。そう言った作風の根源になっていたのが「故・フレディー・マーキュリー」と「ブライアン・メイ」でした。
歌詞はフレディーが詩人的な世界観で、旋律はブライアン・メイが当時話題になった「ギターオーケストレーション」と言う手法で世間をあっ!っと言わしめた。基本的に[Queen」と言うバンドは、コーラスにしろギターオーケストレーションにしろ、多重録音が得意なスタジオ系のバンドなのです。
フレディー・マーキュリー自身も、デビューしてファーストアルバムをリリースした所までは良かったが、コンサートツアーをする事になってビビったと言ってました。別に、普通の事じゃん?と思うかも知れませんが、先ほども書いたように「Queen」は多重録音、スタジオ系のミュージシャン。つまり、アルバムをレコーディングして、その中でその能力を最大化するバンドだったのです。
ですので、コンサートの生ステージ上でライブ演奏することなど考えてもいなかった。凝りに凝ったサウンドで作ってしまったアルバムの曲を、どうやって生演奏で再現できるのか。あの厚みのあるコーラスや、ギターオーケストレーション。あれはレコーディングスタジオだから出来る事。ライブ演奏だと音が薄っぺらくなって、とてもアルバムの中の曲を再現できず、曲のイメージが変わってしまうと故・フレディ・マーキュリーは頭を抱えたと言うのが「Queen」の黎明期でのお話でした。
まぁその話はおいて置いて。
[Queen」と言えばボヘミアンラプソディーが代表作ではないかと思います。私はそのボヘミアンラプソディーがリアルでヒットしている時代に聞いていた世代ですので、あの曲のギターフレーズを聞くと鳥肌が立つ訳であります。あのブライアン・メイのギターは、ブライアンがお父さんと一緒に手作りで作り上げたもので、世界に一本しかないギターなのです。
そうなると憧れのギタリストが使っている、あのギターが欲しい! と言う気持ちになるのですが、世界で1本しかないオリジナルスーパーハンドメイド製のギターなので、楽器屋にも当然売っていないのです。
ところが、クイーンが大ブレイクして数年後、みんな考える事は同じなのか、レプリカのギターが日本でもGreco から発売されたのです。見た目ブライアンメイのあのギターとそっくり。そりゃぁブライアン・メイファンなら誰でも欲しいよね。当然私も欲しい。欲しかったけどその当時の私はまだ高校生だったので、おこずかいではとても高価で手が届かなかったのです。
そもそもギターのレプリカモデルと言うものは、大量生産されるものでは無く、小ロッドで製作されるので数量限定のような感じ。普通のギターのように発売されたらいつでも、いつまでも楽器屋で売っていると言う代物ではない。なので私はレプリカモデルのあのギターの購入はあきらめてしまいました。
調べてみるとその後も海外では6~7回? ライセンス生産されていたらしいが、そんなの今頃気が付いた。(笑) 数年前に何となくAmazonでブライアン・メイモデルのギター売ってないかな? って検索してみたけど、該当なしって事であきらめるしかなかった。
ところが、ところが! またまた何となくAmazonでおととい検索してみたところ、え? あれ? 売ってる! 長年欲しかったあのブライアン・メイモデルのギターが売っている! 歓喜♪ (^^)/Yeah! よく見ると同じようなブライアン・メイモデルのギターが2~3種類売っているではないか。それぞれ値段と仕様が異なる。
どれが一番本物に一番近い? と思いながら見比べる。どのモデルもオリジナルのブライアン・メイのギターとはブリッジの形状が異なっている。ストラトキャスターのブリッジを流用した形。色合いもどことなく違う。オリジナルは茶っぽいような、赤っぽいような、指板はローズウッドなんだけど、テカテカ光ってるんだよな。
まぁ、レプリカモデルなので、オリジナルと全く同じって訳にもいかないけど、その中でも出来るだけオリジナルに近いヤツと言うと、122,000円のヤツが一番近い気がする。ほかにも78,000円のヤツと、89,000円のヤツがあるけど、両方ともブリッジの後ろに半円形のカバーみたいなのが無い。写真を拡大してみると、ピックアップ(マイク)が明らかにストラトキャスターのシングルコイルマイクの部品をメッキして流用したものだ。
ブライアン・メイのギターのマイクは確かにシングルコイルのピックアップなんだけど、少し幅があって、コイルを普通より余計に巻いて、ブーストしてあるんだよ。つまり普通のシングルコイルのピックアップよりも出力が大きい。その仕様に一番近いのがやっぱり122,000円のギターである。もうこうなるとちょっと高いけどこの122,000円のギター一択じゃん。
確かに心は揺れた。(笑) そもそもレプリカモデルなんだし、その形さえあれば7万円台、8万円台のギターでもワクワク出来るんじゃねぇのか? (悪魔のささやき)
しかし、私は思った。長年思い続けていたあのギター。もう手に入らないと思っていたあのギター。あきらめていたあのギター。妥協すれば妥協できなくもないが、それで本当に心を満足させられるのか? 後で後悔しないか? たかだかエレキギター1本に12万払う価値があるのか? こう言うの「逡巡」って言うんだよね。(笑)
「人生」なんてさ、そう長いものでもないんだよね。妥協して、妥協して、安いものばかり買い集めていると、そう言う人生になっちゃう。何百年も生きる訳でもなく、今後の事を考えても10年かせいぜい20年でしょ? そう考えるとね、安い物をたくさん買い集めるよりも、本当に自分が気に入ってて、見てるだけでもワクワク出来て、納得できる良い物を買う方が人生楽しかったって思えるんじゃないかって。
クイーンのブライアン・メイ・レプリカモデル 122,000円(税込・送料込)手元にこれが届いて、やはり妥協しなくて良かった。目茶苦茶弾きやすくて、最高です! これが私が欲しかったギターだ! 中高生の頃からずっと「引き寄せの法則」で引き寄せようと念じてた憧れのこのギターが、数十年かかってやっと私の所にやって来た。
つまり「引き寄せの法則」って言うのは、こう言う事です。
念じればすぐに引き寄せられるって事ではない。
今、私はすげぇ~満足です。(^^)/