MIDI
【midi】糸・中島みゆき
MIDI と言うものをご存じだろうか。このMidi と言うのは、DTM(デスクトップミュージック)つまり、パソコンで作る音楽と言うものである。そう、ゆきみ企画の原点である。そもそも私はDTM と言うものがやりたくてパソコンを買ったのだ。ちなみに上の動画はそのDTM の製作・編集画面をキャプチャーしたものである。
このソフトで作ったのであるが、何を隠そう今からさかのぼる事、11年前くらいのソフトであり現在はヴァージョンアップアップされてVer.10 になっている。新たにこのバージョン10を購入しようかとも考えたが、古いソフトだからと言って使えない訳でもないし、長い間DTM をやっていなかったので、とりあえず古いソフトでもいいかと。
とりあえず私がやりたかったのは、ソフトの使い方をすっかり忘れていたので、まずは基本からリターンしようかとね。(笑)
このDTM こと、デスクトップミュージックを始めるに当たって、中学生レベルの譜面、音楽知識があれば誰にでも始められる。あとはwindows OS の 64bit のパソコンが必要。別にMAC でもいいけど私のパソコンがWindowsのパソコンなのでそう言ってる。(^-^;
で、DTM の良い所は、楽器が弾けなくても(多少引けるけどヘタでも)スコアーエディター、つまり五線譜に音符を書き込んで行く事で、コピー曲もオリジナル曲でも入力したデータ通りに、自動演奏させられると言う事である。そんな事言っても楽譜なんて読めないし、書けないよと言う心配はない。
そう言う人は、ピアノソロと言う楽譜がアマゾンとかで売っているので、そう言う物を購入して、その楽譜通りにDTM ソフトのソングエディターに書き写して行けばいい。まさに、このページ上部の動画は、そのようにして作ったものなのだ。なので当然私はピアノは持っているけど、まともに引く事が出来ない。だがしかし、このDTM ソフトを使う事により、ピアノソロの楽譜に書かれている曲を自動演奏させて、その楽譜にどんな内容の演奏が書かれているのか知る事が出来る。
ではなぜピアノソロの楽譜なのかと言うと、ピアノと言うのはすべての楽器の基本だからである。ピアノには基本88の鍵盤がある。この88の鍵盤の音階の中に、オーケストラで演奏される楽器のすべての音階が収まっているのだ。弦楽器、木管楽器、金管楽器の音階のすべてがピアノの88の鍵盤の中に納まるのである。
また、DTM をやるのに当たって、ピアノソロの曲をお勧めするのは、音符のベタ打ちでも、そこそこ聞けると言う事がある。もちろん音符の強さや長さなどの表現力の設定を事細かに設定してあげれば、さらに聞きやすい演奏となるが、趣味でやる程度であれば極論ベタ打ちでも大丈夫である。
曲調を決めて、拍子を決めて、曲の速さを決めて、何の楽器で演奏させるかを初期設定で設定すれば、あとはソフト上の白紙の五線譜に音符を「ピアノソロ」のスコアーブックから書き写すだけで、一曲出来上がるのである。一曲出来上がり、それをパソコンに自動演奏させると達成感があるし、何度も繰り返し聞きながらうまい酒を飲む事が出来る。(笑)
昔、中島みゆきの「夜会」へ行くと、ロビーに置いてある自動演奏のピアノが、これから見る事になる中島みゆきの曲をピアノソロで自動演奏されていた。バーカウンターへ行って「夜会カクテル」を飲みながら、その自動演奏の中島みゆきの曲の自動演奏を聴きながらカクテルを飲むと言うのが「夜会」における大人のコンサートの楽しみ方だった。なのでもちろん「夜会」の会場に行く時にはドレスコードが設定されていた。
ドレスコードと言うのは服装の決まりで、フォーマルとまではいかなくても、男性はネクタイにジャケットが必須、女性もホテルのパーティーに参加できるような服装でなければ入場できないと言うもの。GパンにTシャツみたいなラフな格好では、会場に入場できなかった。
と言う事で、ピアノソロと言うと中島みゆきさんの「夜会」の事を思い出す。それなので今回の動画は中島みゆきさんの「糸」をDTM で作ってみた。
動画では小節が変わるごとにブツブツと言うノイズが入っているが、それはパソコンのモニター画面をキャプチャーした時に入っているノイズなので、Midi の演奏はクリアーに再生されていると言う事を付け加えておきます。
今どきのプロのミュージシャンが使っている最新DTM ソフトはこっちだ。