SUZUKI RG-125Γ これはすごかった!
前回に続いて私が乗ってた2台目のバイクの話。
SUZUKI RG-125Γ を買いました。
上の写真の通り、真っ赤な SUZUKI RG-125Γ です。
1988年式だったと思うが、定かではない。(笑)
もしかしたら1987年式だったかもしれない。
2ストローク、水冷、単気筒。
乾燥重量が113Kg、最高出力は22馬力。
エンジンの始動はキック式。
初めて買ったバイクSUZUKI RG-250Γ は確か3年くらい乗って、
ツーリングクラブを友達と作ったりして、結構あちこち行ったな。
最終的に峠道で争って?
CB750FとGPZ750と私のRG-250Γ で走ってた時に妙な闘争心に火が付いた。
「この峠でナナハンに負けるわけにはいかない!」
何でこの時そんな事を思ったのか自分でも良く分からないが、
その時はそう思っちゃったんだな。(笑)
で、確実にオーバースピードで右コーナーへ侵入。
ブレーキ握ったままフロントが流れて転倒。
コケながら右肩打った! ヘルメットが路面をこすってる!
バイクが離れて行く・・・ と、スローモーション見てるように事は進み、
滑って行ったバイクが歩道の縁石にブチ当たり、
ガードレールを飛び越えて土手を滑り降り、
5メートル下の川の中へボチョン!
私自身は皮ツナギを着ていたので、肩の打ち身だけで大事無し。
すぐに立ち上がってガードレール越に自分のバイクを見て絶句!
「人間の力では引き上げられない・・・」
後から追いついて来た仲間2人が「生きてるかぁ~!」と叫びながら、
自分たちのバイクを急いで止めて駆け寄って来た。
惨憺たる転倒現場を見て唖然としていた。
自分たちの力ではどうにもならないので知り合いのレッカー屋に、
電話をかけてもらいレッカー屋を呼ぶ。
そして川に水没している私のバイクをレッカーで上げてもらった。
そのレッカー屋は同級生の兄貴で知り合いだったので、
レッカー代を無料にしてくれた。
「水没してるからな。バイク治すのに結構金かかるだろうからレッカー代はタダにしておいてやんよ。」
レッカー屋が神様に見えた。(笑)
まぁ、その後バイク屋にバイクを治してもらったんだけど、やはりあんまりエンジンの調子等良くなかったんで、バイク屋に売って2台目のバイクとして SUZUKI RG-125Γ に買い替えたと言う経緯だった。
で、この SUZUKI RG-125Γ だが、スタイリングが目茶苦茶カッコイイので一目惚れ。もうなんちゅーか理想的なフォルムだよね。色も私が好きな真っ赤! 言う事なし。
ところがこのバイク。ほぼ125レーサーそのものだった。
重量が113Kgで、最高出力は22馬力だよ? そりゃ~速いよ!
しかもものすごいピーキーで、走り出しはほぼ50ccバイク並みなんだけど、
パワーバンドに入ったとたん、500ccレーサーに変貌するような感じ。
8000回転あたりで排気ディバイスが開いたり、閉まったりとギクシャクするのである。そこんとこ乗りにくかったな。
風貌は理想的なんだけど、このピーキーさには恐れ入った。
もちろん2ストだからピーキーなのは承知の上なんだが、
前車の250ガンマがマイルドに感じたくらい。
こんな具合だから、街乗りでの走りが非常に走りにくくて、しんどくてね。
一年くらいで手放すこととなった。(ヤフオクで売った)