金儲けを考える前にどこでもいいから、楽しい所へ遊びに行け!

本日は「遊び心が良いひらめきとアイディアを産む」と言うテーマのお話。

あなたはふと何かのキッカケで、「金儲け」をしようと思い立ったとします。
その時あなたは何をして「金儲け」をやろうとかと、ウンウンとうなりながら、あれでもない、これでもない・・・ と、脳みそをフル回転させて必死に考えます。

で、挙句の果てに、まだ何も良いアイディアが思い付かないと言うのに、月に10万円儲かったら自分へのご褒美として、あれを買って、これを買って、美味いモン食って、旅行なんかも行きたいよな♪ などと夢はふくらんで行く。(笑)

まぁ、商売をやった事が無い人って、限りなくそう言う妄想をいだくものです。
こう言う考えでいると何をやっても、とどのつまり上手くいきません。
そしてあなたが思い描いた「夢の果てしなさ」を思い知る事になるのでございます。

ゆきみ企画からそんなあなたにアドバイスをするとしたら? これ。

「金儲けを考える前にどこでもいいから、楽しい所へ遊びに行け!」

 

金儲けを考える前にどこでもいいから、楽しい所へ遊びに行け!

ゆきみ企画の手掛ける商品やコンテンツは「ストリップ」に関するものが多いと、薄々感じている人も多いのではないでしょうか?

これはどう言う事か?

私は1997年頃からずっとストリップ劇場へ毎週末通っておりました。
なぜならば、ストリップ劇場と言う所は私にとって「理屈抜きで楽しい所」だから。

私がストリップ劇場へ初めて足を踏み入れた時、実に不思議な世界だと思いました。
そもそも女の人の裸を生で見たいと言う、本能の赴くままストリップ劇場へ入場したのですが、実際にストリップ劇場のステージで踊る踊り子さんたちのショーは、私の想像を見事に良い意味で裏切り、上品で優雅で照明なども、とても美しいものでした。

そして思ったのです「演出された女性の裸と言うのは、こんなにも美しいものか!」
特に自分の意思で訪れた初めての劇場が浅草ロック座だったので、なおさらそう感じたのかもしれません。

ストリップ劇場と言う所は、性別、職業、身分の貴賎無く、誰もが平等に裸のショーを楽しめる場所です。そして踊り子さんたちとのコミニュケーションを楽しめる場所でもあります。そしてさらに私が思ってる事は、様々な人々の人生の縮図、人間観察をしていると色々な気付きを得られます。もうね、ネタの宝庫と言うか笑いあり、涙あり、いがみあいあり、人情あり・・・

あぁ、ストリップの話を書いていると長くなるのでこれくらいに。(^^ゞ
とにかく私にとってストリップ劇場は楽しくてどうしょうもない所だったのです。

またそれと同時にその頃、Amazonマーケットプレイスで大口マーチャントとして古本売ったり、中古CDを売っていました。いわゆる「せどり」と言うヤツです。それなりに稼いでいました。

ストリップ劇場とAmazonマーケットプレイス。
この二つの活動は、実は密接な関係があるのです。

Amazonでの中古品販売では、当初コンピュータの技術書や小説などをメインに商品を販売しておりました。利益ベースで月に3~4万円ほどありました。しかしその手の商品はライバルも多く、だんだん販売数も売り上げも頭打ちとなってしまいました。

そこで取り扱う商品を変更して、ストリップ関連の書籍や写真集にしました。すると見事に売上は復活。このジャンルはライバルも少なく、しかも仕入値の何倍もの値段をつけてもすぐに売れてしまうのでした。入れ食いってヤツですね(笑)

ストリップに関する書籍や写真集なんて、一般的にはニッチでフェチな商品なのです。大衆向けの商品では無いので、金儲けに主眼を置いているセドラーの人達は商品知識が無いのでブックオフに仕入に行っても誰も手をつけなかったのです。

え? ゆきみ企画はどうなのか?

私はAmazonマーケットプレイスでの売上金は、ストリップ劇場の入場料に充填してました。ストリップ劇場の入場料、浅草ロック座だとその当時5000円でしたから、毎週末行くとなると、入場料だけで2万円かかりますよね。それに道中の交通費や食事代を乗っけると、それなりの軍資金がかかります。

Amazonでの中古品販売は私にとって、本業では無いので楽しみながらやっておりました。仕入れた書籍の中身も読めるし、読んだあとは売っちゃうので遊びみたいなモンです。大体ね、別にこの商品には何の興味も無いけれど、お金欲しさに「これは売れる!」と言われているような商品を仕入れると、ほぼ不良在庫となって負債を抱え込む事になります。でもね、「これ欲しいな♪」と自分が欲しいと思う商品を仕入れて来て、出品だけしておいて売れるまでに読んでおこうなんて言う商品は、なぜか読む前に売れてしまうものなのです。

【ポイント1】自分が欲しいと思わない物は他人も欲しくない!

楽しい遊び場であるストリップの観劇にかかる資金は、ちょうどAmazonでの売上金でまかなえた訳です。

つまり私は本業で得た給料を一切使わず、遊びに使うお金は遊びから得たお金で楽しんでいたのでございます。自分のお金は使わずに遊ぶと言う事。言っている意味分かります? この戦略は非常に重要です。これ良く覚えておいて下さい。

【ポイント2】自分のお金は使わずに遊ぶ!

本業の仕事で、汗水たらして稼いだお金ってとても貴重な大切なお金です。
遊興費に支出するなんて愚かな事だと思いませんか?

ストリップ劇場で遊んでいると、ストリップに関する情報や知識が身について来ます。ストリップを見に来ている人達の気持ちが良く分かります。彼らが欲しがる商品やサービスなど、そう言うストリップ劇場で得た知識をAmazonのマーケットプレイスへ投入して売上を伸ばし、その売上金を持ってまたストリップ劇場へ遊びに行く。

良いループが構築されると言う訳です。

 

他人から儲け話として聞いた情報「出会い系サイトはメチャクチャ儲かるで♪」

しかし、その逆も私は経験しました。
それは金儲け目当てで参入した「出会い系サイト」のオーナー事業です。
他人から儲け話として聞いた「出会い系サイトはメチャクチャ儲かるで♪」の情報を元にして、マジっすか!! とすぐに月額2万円でシステムをレンタルしての出会い系サイトのオーナーをやりましたが、3ヶ月やって、6万円の累積赤字を作ってあえなく撤退しました。

これは何ゆえ失敗したのかと言うと、自分の感性の中から生まれたものではなく、他人から得た情報を鵜呑みにした事が原因でした。月額2万円の出会い系システムをレンタルして、ガラ携メインのサイトを量産する。運営方法やサポートはシステムを貸し出している本部が、専用のオーナーズチャットでいつでもサポートしてくれるので安心。オーナーさんはとにかく自分の客寄せサイト(扉サイト)から本部の掲示板へお客を連れて行けば、月額2万円のシステムレンタル料が本部の収益、連れて行ったお客が使ったお金がオーナーさんの収益になるので、初心者のオーナーさんでも少なくとも50万以上は稼げると言う。

私は金儲けありきで鼻息を荒くして参入。
自分のサイトから登録して来たお客を本部の掲示板へ送り込むまでは、自分がサクラ(女の子のフリ)をして、お客さんのお相手しながら何とか有料掲示板か有料のメールでの交際へ持ち込もうとするんだけど、自分自身は出会い系サイトなんかで遊んでいる人の気持ちがまったく分からなかったんです。(笑)

私はその頃、女の子にまったく不自由してなくて、彼女も何人もいたし、女の子と仲良くなってお付き合いするのなんて簡単な事だったんです。だから何でこんな出会い系サイトなんかで女の子を探してるんだろ?って思っていたのね。サクラばっかりの出会い系サイトで女の子になんか出会える訳ないじゃんって。

でね、この「サクラ(偽物の女形)」をこの時生まれて初めて経験した訳だけど、上手い事女の子に化けるのがかなり大変だった。少なくとも10人分くらいの仮想キャラクターを設定して、お客さんによって上手に使い分けるのが仕事なのね。年齢、居住地、職業、家庭環境、言葉遣いなど、自分で考えて仮想キャラを作るんだけど、お客の方もそう言う所で遊びなれてるベテラン客、ひたすら身元を探って来る疑り深い客、変態趣味の客など色々いてね、それらの客に話を合わせつつ、できるだけ早く入会時に与えられる無料ポイントを消費させ、本部掲示板か有料メールの課金ポイントを購入するように仕向けるわけ。

サクラやってて何が大変かと言うと、ご当地情報を求めて来る奴がいるのね。出身地の地元にいる人しか知らない話を振って来る。たとへば・・・

「埼玉在住なの? そろそろお祭りの時期だけど、あの神社の入り口のところにある鳥居、去年工事してたけどもう終わった?」

「う~ん、あたしはお祭りにはあんまし興味ないから。」

「へぇ~、駅へ行くのに嫌でも神社の前を通るでしょ? 一本道だから。」

「そうね、通るけど注意して見た事無いな・・・」

「ふぅ~ん、駅に行く道のところには神社なんて無いけどね。(笑)」

「・・・」

「ホントはどこにすんでるのさぁ~(笑)」

ホントこう言う奴が嫌いだった。そう言う事があってから地元情報を振って来る客にはすぐに体の悩みとかの別の話にすり替えると言うテクニックを体得した。

まぁ確かに「出会い系サイト」では失敗してしまいましたけど、得るものもありましたね。サクラの経験です。この技術はその後とても役に立つことになりますが、それはまた書く時期が来たらお話しいたします。(^^ゞ

やはりお金儲けをしたいと考える時は、自分の経験や内面の感性から生まれて来るアイディアじゃないと、ほぼ上手くいかない。少なくとも私の場合は経験上そう言う答えが確定しています。「好きこそ物の上手なり」と言う格言がありますが、これホント。

だからまずお金ありきではなく、自分が楽しいと感じるところへ出かけて、遊んでいるとお金儲けの良いアイディアやヒントが生まれて来るものなのです。遊びに行っている時の方がむしろAmazonに出品して置いた商品が売れたりする事が多い。売れないか、まだ売れないかと何度もホームページや管理画面を頻繁にチェックしていると、絶対に売れていないし、時間の無駄以外の何物でもありませんよ。

【ポイント3】他人から聞いた儲け話は自分には向いていない事が多い!

さて、今日のお話で何か「気付き」があれば幸いです。
ではまた~♪
 


2018-09-02 | Posted in NOTEComments Closed 

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