Amazon のぼったくり価格商品についての解説
今日はAmazonマーケットプレイス販売歴9年のゆきみ企画が、
「なんでそんなに高け~の?」と思える Amazon の、
ぼったくり価格商品についての解説をいたします。
amazon.co.jp のサイトを閲覧していると時々見かける
「あれ? 何でこれってこんなに高け~のぉ?」と思えるような、
定価の何倍もするような商品を見かける事がありますね。
たとえば、↓ こう言うヤツ。
2001年7月25日に発売された時の価格は4700円(税別)でした。
しかしAmazonでの現在の価格は・・・
そう言う商品には販売者側に、
いくつかの理由が存在いたします。
販売者側の裏事情
【その1】その商品がすでに絶版・廃盤になっており希少価値が高い
制作販売された年月日が古く、現在は生産されていないため、
入手困難の状況にあるので、プレミアムぼったくり価格で販売しても、
購入する人がいる。
【その2】一攫千金のような高額の利益を得たい
制作販売された年月日は比較的新しいけど、Amazon の販売手数料が高いため、
そこを考慮した上で、自分が欲しい利益分を乗っけて価格を決めている。
もしくは、素人のAmazon マーケットプレイス新規参入者であり、
中古商品の相場を知らないので、自分の欲望をむき出しにしている。
【その3】重要と供給のバランスが崩れている
その商品を欲しいと思ってるお客と、その商品を売りたいと思っている販売者の
需要と供給のバランスが崩れていて、お客 > 販売者 と言う図式になっている。
その逆に、商品の出品数の方が多く、買いたい人が少なければ価格は安くなる。
主にそのような販売者側の裏事情があります。
まぁ、以上は基本的なごく当たり前の話なんですが、
もう一つ、別な理由があります。
お客様は知らないもう一つの事情
Amazon マーケットプレイス販売者は、当然の事として販売する商品を仕入ます。
元手がかかっているんですよ。
やっぱり商品を仕入れたからには高く売りたい訳です。
Amazon マーケットプレイスでの価格帯と言うのは波があり、
同じ商品でも出品者が多くなれば、競合が発生します。
競合が発生すると、どんどん値崩れが発生します。
ひどい時には仕入の原価を割ってしまう事さえあります。
これを回避するために、この価格で購入する人はいないだろうと、
あえて価格をボッタクリ価格に値上げして、
競合の回避をして、価格帯の回復を待って寝かす。
出品者が減り、自分が思い描いている価格で販売できる時期を待つ。
その時期を見計らって、ここぞ! と判断した時に適正価格に下げて売る。
こう言った手法があります。
Amazon マーケットプレイスに出品している人達と言うのは、
まったくの個人、店舗等で中古品販売をしている業者の人に大別できます。
個人で自分使用した物を不用品として販売してる人。
個人でもお店等へ行って仕入れて、副業として販売してる人。
古本屋、中古品販売している個人で運営している人。
法人の業務として販売している業者。
お分かりのように、それぞれの立場によって商品の仕入れルートや、
販売個数が違うので、同じ商品でも仕入価格に圧倒的な違い、
販売個数に圧倒的な違いがあります。
そのような雑多な立ち位置の人達が、同じ土俵の上で販売しているので、
同じ商品であっても、価格帯に波が出るので、すごい安い価格の物が並んだり、
すごい高い価格の商品が並んだりします。
なので、販売に慣れている人は、その時々の価格帯を見極めて、
出品だけはして置くけど、自分の狙った価格帯になったところで売る!
と言うタイミングをはかったりしている訳です。
つまり「ボッタクリ価格」になっている商品と言うのは、
販売者が商品を仕入れても、まだ良い相場になるまでは売る気が無い状態。
塩漬けしている場合があると言えるのです。
ですからそう言った商品を見つけた場合には、
お気に入りに登録して置くと、
ある日、突然価格が下がっている場合があり、
購入者の人は無駄な高値を払わずに購入出来たりしますので、
商品購入の際には、是非参考にして下さい。