年齢速度? なぜ人は歳を取ると時間が短く感じるのか
【なぜ人は歳を取ると時間が短く感じるのか】
本日はこの問題についての解説をいたします。
二十代も半ばを過ぎてくると、
ふと「えっ!? もう木曜日?」
とか、「えっ!? もう25日?」
(゜o゜)
などと焦る場面があると思います。
あまつさえ、五十代に突入して来ると、
今日が何日で、何曜日なのか、
今自分が何をしようとしていたのかさえ、
思い出せない事もあります。(笑)
なぜそのような事が起きるのか!
でございますが、
それは「年齢速度の法則」と密接な関係があるのです。
年齢速度の法則とは
「年齢速度の法則」とは、今現在の自分の実年齢を、
Km/h に換算して表現する考え方であります。
Km/h とは、一時間に何キロメートル走っているか!
と言う、時速の事であります。
つまり次のような方程式が成り立つわけです。
年齢速度 = 実年齢 X 時速
年齢速度を具体的に言うと、
生まれたての赤ん坊はゼロ歳だから時速0Km/h
10歳児の児童なら、時速10Km/h
20歳の成人なら、時速20km/h
30歳の社会人なら、時速30km/h
40歳の初老なら、時速40km/h
50歳の老人なら、時速50km/h
60歳の前期高齢者なら、時速60km/h
70歳の後期高齢者なら、時速70km/h
80歳の高霊者なら、時速80km/h
90歳の恍惚の人なら、時速90km/h
このように
「人間とはこの世に生まれ堕ちた瞬間」をスタート地点として、
最終的に「死!」を迎える瞬間がゴール地点になるわけです。
つまり、人は「人生」と言うコースを走っている。
ですから、年齢速度と言うのは現在の自分が、
時速何キロでゴールへ向かっているのかと言う考え方。
20歳の人なら時速20kmで毎日を走行中。
50歳の人なら時速50kmで毎日を走行中と言うわけですね。
だから年齢によって一週間や、一年の経過感覚が違い、
年々早く感じるのです。
言うまでもなくどなたでも年齢に関係無く、
一日は24時間、一年は365日なわけですが、
こと「年齢時速の法則」と言う考え方をすれば、
年齢を重ねるごとに時間経過の感覚が早くなるのです。
ゴール地点(死!)に向かって20kmで走って行くのと、
50kmで走って行くのとでは、経過感覚が違うのは当たり前。
よって、人はこの「年齢速度の法則」により、
歳をとって来ると、
「えっ!? もう木曜日?」
とか、「えっ!? もう25日?」と言う気持ちになるのです。
だってそうでしょ?
ついこの前「正月だぁ~♪」と言ってたと思ったら、
今週末からもうゴールデンウィークですよ?
時間が経つのって、早いねぇ~! (@_@;)
私は現在年齢時速54kmで疾走中。(笑)