服の寿命は5年間?
先日、車で移動中にTBSラジオを聞いていた時の事。
アパレル業界の人が番組のゲストに来てて、服の話をしていた。
その人によると、服の寿命と言うのは最大で5年なのだと言う。
何で5年なの?
と思って聞いていると、服を構成している繊維の寿命がほぼ5年だと言うのだ。
「繊維自体が4~5年でヨレたり、毛の繊維が抜けたりしてヘタッテ来るので、衣服としての性能を維持できなくなるのね。別に破れたり、切れたり、穴があいたりしていないからと言って、何年も同じ服を着続けている人がいるけども、それって服を着ている意味ないですからね。使用頻度とか関係無くて、別に高い服とか安い服とかも関係無くて、どんな服でも最大5年が寿命って思って下さい。」
なるほどね。
自分はあんまし服には頓着ない方なんだけど、実感として感じた事がある。
セーターとか、ズボンとか、肌着とかあんまり買わないで洗濯やクリーニングして何年も着ている。基本的に穴があいたり、破れたり、糸がほつれたりしない限り普通に着ているのだが、先日肌着のシャツを新しいのを買って、袋から出して着た時に感じた。
「あぁ、暖かいな。今までのシャツは何だったんだ?」つまりこう言う感じなんだろうな。いつも着ている服って、馴れてしまっているので何とも思わないけど、やっぱり新しいのをおろして見ると、肌触りが柔らかいし、い~感じに肌になじむ。特に破れたりしていなくても、何年も着た古い肌着は繊維が細くなって薄くなってるんだろうな。毛が知らぬ間に抜けてたって事?(笑)
肌着やTシャツってワンシーズンで買い換えるべきなんだね。
Yシャツとかも古くなって来ると、糸がやっぱり細くなって来るのかボタンとか取れやすくなるような気がするし。
さて、その「洋服の寿命は5年」と言う話とは別に、どこかのブログで読んだんだけど、違う話も聞いた。それは、「布は色々な念を吸いこんでいる、吸い込みやすい。」と言う話。
どう言う事かと言うと、分かりやすいところでは「部屋のカーテン」ね。
焼き肉をした後にニオイ移っちゃって、思わずファブリーズをシュ! シュッ! とやりたくなるでしょ? それはカーテンの「布」がニオイを吸い込むから。
でね、「布」が吸い込むのはニオイだけじゃなくて、「念」も吸い込むらしい。
「念、怨念、執念」とか? 良くも悪くも、それが服の場合だと、直接人が着ている訳だから、古い服をいつまでも着ていると、良い事なら良いけど悪い事も吸い込んでいるから、着ている人の運を悪くしたりする事があるらしい。
言われてみればそうね。思い出もしみ込んでいるだろうし、その服を着る事で気持ちの上で何か引きずるものがあるかもしれない。新しい服を買って、それを着た時の気分ってい~感じでしょ? そう、気分がリフレッシュするし、わくわくするしね。
機械的に2~3年で捨てて、身の回りの物を新しく買い変えて「念」からも解放された方が良い。財布なんかは特にそうらしい。いつまでも古い財布を使っていると、お札が自然と逃げて行くらしい。こんなのどう? ↓ ↓ ↓
なんで今日はこんな話をしているかと言うと、ふと気が付くと自分の身の回りにあるモノが、全部古くなっている事に気が付いたからなんだよ。服に限らず物でも知識でも何でもかんでも。自分の中ではつい先日の事のように思えるんだけど、良く考えてみると5年、10年、15年前の事(物)でしたみたいな。
物持ちが良いと言えばそうも言えるんだけど、やはり何事も新陳代謝してすがすがしい気持ちでいる事が良く言われる「幸運体質」って事になるような気がする。
【本日のまとめ】
服の寿命は最大5年。
「布」は色々なモノを吸い込んでいる。
物は機械的に2~3年で買い換えて気分をリフレッシュ。
気がつけば自分が思っている「先日」は5年、10年前の事。
定期的に物を買い変える事で「幸運体質」になれる。
最近、なんか「運が悪いんだよなぁ。」とか、「ツキが無いような気がする。」と思った時は、身の回りの物がやたら古いものばかりになっていないか、仕事もお金も人が運んで来るもの。疎遠になっている人はいないか見渡してみよう。