動画編集はどれだけ必要か

「動画編集はどれだけ必要か」について考えてみる。

ゆきみ企画では、これまで踊り子さんのステージビデオを中心に行って来た。
劇場で録画されたビデオを編集して、DVD商品の製作と販売までだ。

基本的に出来上がったDVD商品は、踊り子本人が劇場内で手売りしている。
言ってみれば「直販」だな。

でだ、踊り子さんのステージビデオと言うのは、劇場での持ち時間の都合上20分前後と言う所である。ステージ構成としては、オープニング、2曲目、盆へ進んでベッド入り、立ち上がって本舞台に戻って暗転と言う流れで大体20分前後。

これを動画編集してDVDの商品化するとなると、DVDディスク1枚(4.7GB)に片面一層で約2時間だから、20分程度では短いんだよね。もちろん何本か違う演目をDVDに入れれば良いんだけど、それだとコストパフォーマンス的に問題があるのだ。

劇場場内での踊り子による手売り(直販)と言う条件で最適化すると、価格は3,000円で、お客さんがさりげなく家へ持ち帰れる? ほれ、家族にバレると困るお客さんも多いしさ。なのでCDのスリムケースを使う訳よ。DVD商品を作っているゆきみ企画としては、トールケースに入れて、オリジナルジャケットを作って、DVDショップの棚に置いてある市販品のレベルまで作り込みして販売したいと言う想いが強い。

でまた、DVDを通販する時はCDのスリムケースと言うものは、配送時に運送事故が起きやすいので、プラスチック製だし、作りが華奢だからお客さんに届いた時にバリバリにケースが割れている事がある。なので通販ではトールケース仕様、劇場の場内販売ではCDのスリムケース仕様と言う風に、作り分けているのね。

話がそれた・・・

踊り子さんのステージビデオは20分前後だとDVDにしても短いので、ゆきみ企画では通常踊り子さんのステージビデオ+オープニング動画&イメージ動画と言う構成に動画を作ってそれをDVDにパッケージして収録している。これだと内容が30分程度になるので、まぁ、ギリギリ3,000円の場内販売してもコストパフォーマンス的にお客さんも受け入れてくれるかな? と思っているわけ。ゆきみ企画としてはね。

踊り子が自分のステージDVDを作る理由はシンプルに言って、その週の劇場のギャラ、プラスアルファの副収入が目的なのは言うまでもない。そりゃその他にも人により色々な理由はあるけれども、基本的にそこ。

そこを分かっているから、できるだけ価格と内容のバランスを考えて場内販売品は、お釣りのいらない金額でかつ、副収入の最大化が図れる 3,000円と言う設定になっている。あぁ、それとCDスリムケースにしている理由はもう一つ。ステージソデや楽屋を散らかさないようにと言う踊り子側の理由もある。トールケース仕様でDVD50本持って歩くのと、CDスリムケース仕様のDVDを50本持って歩くのでは、どっちがガサばるでしょう? 言うまでもない(笑)

通常ゆきみ企画では、30本を先に劇場へ送り、売れ行き具合や楽屋の状況に配慮して、DVDを売ってる踊り子さんと連絡を取りながら必要とする枚数だけ追加で作って発送している。まぁ、30本程度だと「あっ!」と言う間に売れてしまうので、たいていは追加で発送する事になる。

これはどの踊り子さんの場合も同じ。
まずは30本作って発送、売れ具合を聞きながら追加発送と言う具合。

あのね、余談だけれど、踊り子さんと言う仕事は中々大変な仕事で、衣装代、レッスン料、作品によっては著作権の利用料、劇場間の移動費など経費は自分持ちなので、劇場の出演料からそう言う経費を差し引くと、可処分所得は案外少ないのよ。だから物販による副収入と言うのも絶対にあってしかるべきものなのね。自営業と言うのは経費との戦いなのだ。

ま、それは置いといて・・・

DVDの収録時間と価格のバランスを考えると、できれば60分くらいは欲しい所なんだけれど、踊り子が一つのステージ作品を創作して、曲やステージの進行・展開、初出しから完成度を高めて行くまでには相当な時間とエネルギーを消費するわけで、収録時間が短いからと言ってそんなに安い価格で販売するわけにはいかない。しかもオリコンヒットチャートに出るほど何万枚も売れる物でもないしね。

なので収録時間は20分程度でも、希少価値と言う事で現実的な許容金額として3,000円/枚と言う価格設定になっている。だから一枚のDVDに容量がまだ余っているからと言う理由で、いくつもの作品を一度に収録する事はしないのである。

そう言う理由はあるにせよ、ポストプロダクションとしては少しでもコンテンツ量を増やして、オープニング動画やイメージムービーを作って挿入している訳です。つまり趣味で意味もなく独りよがりな動画を挿入している訳ではない。

ところがだ、販売している以上は編集・商品化したゆきみ企画にとっては、購入してくれたお客さんの感想やご意見が気になる訳で、踊り子さんを通じてそう言う声を聞かせてもらっているのだが、中にはつまんねぇ編集なんかしないで、プレーンな無修正ステージビデオをくれ! などと踊り子に言って来るお客もいるそうだ。

それはね、それはゆきみ企画もその気持ちは良く分かるんだけれども、少なくともストリップ動画を販売するって事は、股間にモザイク入れるのは必須な作業なの。これは法律上の事を言えばそれまでだけど、モザイクを入れる事で守れるものがたくさんあるのね。踊り子さんを守り、劇場に迷惑がかからないように、お客さんに迷惑がかからないように、自分も捕まらないようにと。

あのね、ストリップのDVDを売っているとね、時々一般人のフリをしたおまわりさんがね、内偵入れて来るんだよ? お宅のお店で売っているDVDを全部売ってくれ。まだ商品になって無いビデオがあったらそれも全部売ってくれ。って。不自然でしょ? 配送先の住所をグーグルストリートビューで見てみれば名古屋の某警察署のすぐ近所のアパートだったりする。

モザイク無しのストリップDVDを販売する事が、どれだけ危険な事か。噂によると、踊り子によってはモザイク入れてないステージDVDを売ってる人もいるらしいが、そんなの劇場で買って持っている時にガサ入ったらど~すんの? 逮捕されるよ? 

ゆきみ企画の製作するDVDは、モザイク入れてるか、編集でそう言う部分がそもそも映らないように編集している。なので多少見苦しい所とかあるかもしれないが、安全のためと思ってもらえれば納得できるんじゃないか?

とまぁ、ストリップDVD販売の内幕のような記事となったが、以上の事を踏まえて、ゆきみ企画の製作するDVDは、動画編集のギミックは最低限にして、できるだけプレーンな動画に意識的に編集している。良くいるんだよね、やたらトランジションを使ったり、目がチカチカするような動画の編集をしている人が(笑)ああいうのはね、動画編集者のマスターベーションでしかない。DVDを見るお客さんの目線で考えたら分かると思うんだけど、DVDを購入してくれるお客さんは、できるだけ劇場の客席で見ているように踊り子のステージを見たいはずなのよ。かと言ってモザイク入れないと何かあった時に大変な事になる。

踊り子からステージビデオを預かったからと言っても、安直に販売しようとか考えない方が良いと思うよ? ゆきみ企画の場合は師匠がいて(アダルトだけど)、色々なノウハウを教わって、経験して来た経緯があるので販売やってるけど、決しておすすめはしないな。

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2016-12-22 | Posted in 知識No Comments » 

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