図解でわかる「好きな画像でオリジナルカレンダーを作ろう」完全攻略

ic-karenda

ネットを徘徊していると「コレいいな!」と思う画像がありますよね。そこで、自分の好きな画像を使ってWEB上でカレンダーが簡単に作れてしまうジェネレータサイトがあります。今日はこのジェネレーターを使ってオリジナルカレンダーを図解で解説いたします。最終的にA4の紙に印刷する事が目的になります。

Photp Funia http://photofunia.com/categories/all_effects/calendar

あらかじめ準備して置くもの

1.好みの画像
カレンダーにしたいJPG画像一枚。サイズは幅800ピクセル程度のもの。あまり大きい画像ファイルだとエラーを起こしますので、あらかじめ画像処理ソフトなどで、これくらいのサイズに変換して置いて下さい。逆にあまり小さいサイズの画像は印刷する際にボケて仕上がりが悪くなるので、少なくとも横幅が400ピクセル以上の画像がベターです。

2.画像処理ソフト
画像処理ソフトは別に何でも良くて、日頃使い慣れているものでOKです。
私の場合は簡単な画像処理は無料で使えるフォトスケープを使っています。

Photoscape http://www.photoscape.org/ps/main/index.php

何で画像処理ソフトが必要なのかと言うと、祝祭日がその国によって違うので、その部分だけ書き足してあげる必要があるからです。

3.PDF変換ソフト
これは最終的にカレンダーを印刷する際に、画像をPDF化してから印刷すると、A4の用紙にピッタリと印刷しやすいからです。


Adobe Acrobat Standard DC(新製品) 2015 Windows版

さて、以上のものがすべて揃いましたら、実際にジェネレーターサイトを使ってカレンダーを作って参ります。

素カレンダーをジェネレータサイトで作る

01-sample-320x479今回はこの画像を使ってオリジナルカレンダーを作りたいと思います。

画像は最終的に印刷した形で自分の部屋に飾る事を目的としているので、著作権とかは考える必要はありません。

画像の大きさはもちろん、著作権表示などが気になる場合には画像処理ソフトで消してしまっても問題はありません。だたし、ここで作ったオリジナルカレンダーを販売等商用利用する場合には、モデルさんのモデルリリースの許可、カメラマンさんの著作権仕様許諾を得る事が必須となります。

まぁ、そう言う利用の仕方をする人はいないと思うので、あくまでも自分自身が個人として利用すると言う範囲でのお話となります。

さて、では早速ジェネレータサイトにアクセスします。
Photp Funia http://photofunia.com/categories/all_effects/calendar

01-sentaku-630x582

図にあるように、一年間分のカレンダーを一枚の用紙に印刷するのか、それとも一か月分に対して一枚の画像を挿入したカレンダーを作るのかを選択しますが、今回は今月3月のカレンダーを作るので、図のように[March] を選択します。

そのすぐ下に何年の年のカレンダーを作るのかも選択する場所がありますが、今月のカレンダーですので、当然2016年のままでOKです。

そしたら次に、カレンダーに挿入する画像を下の図を参考に選んでジェネレータサイトにアップロードします。

02-sentaku-630x512

あらかじめ用意してあった画像を選びます。

03-sentaku-630x522

ご自分のパソコンのフォルダから、カレンダーに使う画像を選択して「開く」をクリックします。

04-sentaku-630x536

縦横比が5:5の画像しかカレンダーには挿入できないので、この画面で切り抜きをします。四角いワクが表示されるので、その枠を上下させて自分が狙った位置に合わせればOKです。

※最初にカレンダーに使う画像を正方形の形になるように、画像処理ソフトで加工して置くと作業が速いです。

05-sentaku-630x522

画像の取り込み、アップロードがキチンとできると上の図のようになります。もしエラーが出ていると図のように表示できません。この場合、アップロードした画像のサイズが大きすぎるか、小さすぎると言う場合にエラーが出るので、最初に説明しましたが画像の横幅を500~800ピクセル程度になるように、サイズ変更を自分のパソコンと画像処理ソフトで変換し直してから、再度試して下さい。

図のようにうまくできた人は、オレンジのボタンをクリックします。
すると、下記の図のようにカレンダー画像のプレビューと、そのページの下の方に生成されたカレンダー画像のダウンロード用リンクが表示されます。

このプレビュー画像で良ければ、ダウンロードリンクから画像ファイルを「名前を付けて保存」すれば良いのですが、この際にダウンロードできるカレンダー画像の種類には、S、M、Lと言う三種類の大きさの画像があるので、ご自分が好きなサイズのリンクから「名前を付けて保存」します。

私はいつも「Regular」サイズのものをダウンロードしています。A4サイズの用紙に印刷するにはこのサイズで十分です。

06-sentaku

カレンダー画像に祝日を書き込む

ジェネレータサイトで作ったカレンダー画像のダウンロードができましたら、そのダウンロードしたファイルを画像処理ソフトで開きます。

そして、2016年の3月は20日が春分の日、21日が振替休日の祝日となっていますので、それぞれの日に文字と背景色を書き込みます。

私が使っている画像処理ソフトは「フォトスケープ」ですので、それで説明します。

まず、フォトスケープを立ち上げ、先ほどダウンロードしたカレンダー画像ファイルを読み込みます。次にフォトスケープの画像編集ツールから下図に示した所で、祝日と振り替え休日の所に「春分の日」と「振替休日」と言う文字を適当な大きさに調整して書き込みます。

次に、振替休日の「21」の数字を図を参考にして、丸く背景色を乗せます。

08-sentaku-630x149

この作業をすると下記の図のようになります。

07-sentaku

上の図では分かりやすいように、文字を大き目にして書いてありますが、実際にご自分でやる時には適宜、ほど良い大きさで文字と配置をして下さい。

画像の編集が終わりましたら保存して、フォトスケープを閉じます。

PDFさて「カレンダー画像そのもの」は完成したので、そのまま普通に写真印刷をするように、A4の光沢紙やマット紙に全面印刷しても上手く印刷設定ができる人は良いのです。

がしかし、このカレンダー画像をPDFファイルにしてから印刷する方が、印刷しやすいし、もし記念写真とかの写真をカレンダーに利用した場合、友達などに配布するような場合には配布しやすいので、私の場合はPDFに変換してます。

では自分のパソコンのフォルダから、完成したカレンダー画像を右クリックして「Adobe Acrobat」から開いて下さい。下図は画像ファイルを「Adobe Acrobat」で開き、プリンターアイコンをクリックして、印刷設定画面が出た状態です。

09-kansei-630x627

図にあるような手順で印刷設定をします。
1.「合わせる」の所をチェック
2.「プロパティ」をクリックして用紙設定をA4縦、光沢紙等に
3.「印刷」ボタンをクリック

これでA4用紙にピッタリと印刷できます。私はキャノンのプリンターを使っているので「プロパティ」を開いた用紙設定画面は人により違うので、適宜自分で合わせて下さい。「Adobe Acrobat」の用紙設定画面はソフトの画面なのでプリンターメーカーにかかわらず同じです。

これでカレンダー印刷が出来ます。
ここまでの説明で実際に私が作った印刷用のPDFがありますので、
サンプルとしてご自由にダウンロードして下さい。

「ダウンロードはここをクリック」

このままPDFを印刷してご自由に利用できます。

まとめ

[1] WEB ジェネレータ
Photp Funia http://photofunia.com/categories/all_effects/calendar
へアクセスして、画像をアップロードする。

[2] 画像処理ソフトで祝日を書き込む。
Photoscape http://www.photoscape.org/ps/main/index.php

[3] アドビのアクロバットで画像をPDF化して印刷。

Adobe Acrobat Standard DC(新製品) 2015 Windows版

と言う事をここまで説明して来ました。アドビのアクロバットはちょっと高価なソフトですが、今後も何かと使う事が多くなるので、投資しておきたい必須ソフトですね。一見クラウド型の方が安く感じられますが、月額課金されるより買取式のソフトを購入してしまった方が、結果的に安上がりになります。

ではこれにて終了です。


2016-03-09 | Posted in 画像処理Comments Closed 

関連記事